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HSPの工夫③

HSPは境界線が薄い

HSPは高度で精密な中枢神経系を生まれ持ち、またミラーニューロンの働きが活発なため、共感力や同調性を日常的に発揮しています。

HSPの共感力は人を思いやる素晴らしい側面と言えるのですが、裏を返せば自他の境界線がとても薄く、本人は苦労を抱える部分であります。

 

私はHSPという言葉と出会うずっと前から、人と接する時の私には自分と他人を隔てる境界線や、自分を守る殻のようなものがまるでないのだと感じていました。

人と話をすると、周囲の情報が押し寄せる中、相手の感情も押し寄せてきて、話の内容や、それを受けて自分がどう思い何を発言したいのかが、その場ではよく分からないままであることが多いです。

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電話だとまた少し違って、今度は情報量が少ないためか相手や相手の話に共感しすぎてしまうという難点はあるものの、一応相手の話はよく理解し聞けている感じです。

こんな風なので、人と対面して話していると、よくとんちんかんなことを言ってしまったり、逆に言うべきことを言わなかったりで、相手と別れた後に反省しては自己嫌悪に陥ることも日常茶飯事です。

私は長年、そんな自分は自我が脆くてダメな人間だと自己否定し自分に自信が持てずにいました。

しかしHSPの自覚を持ってからは、少しずつですが、脳の特徴によって苦手なことがあり、またできることもあり、工夫すればカバーしていける部分があることにも気付いてきました。

HSPとして生きる上での工夫や心構えのようなものも大事だと思います。

今回は自分をどう受け入れていくか・・どのように自分自身への理解を深めていくかを考察してみたいと思います。

 HSPが人間関係を上手く割り切る3つの方法 

誰にでも得意な事と苦手な事はあります。

しかし、HSPが苦手な事というのが、その他大勢の人が普通にできている事であるため、根本的な事ができない自分に強烈なコンプレックスを持ってしまうのかもしれません。

でも、それがHSPの脳の特性によるものだと分かれば、むやみに自己否定しなくて済むようになり、また工夫すさえすればできる部分にも目を向けられるようになります。

人間関係の中でのHSPは、自分を見失いがちで他人と重なり合ってしまうような感覚になるのですが、一人の時間を持ち自分の気持ちを知る工夫を意識的にやることで、自分の輪郭や自尊心が回復してくるようになります。

 

自分の気持ちを知るため工夫する

モヤモヤした時や何かひっかかることがある時はそのままにせず、一人になれる場所を確保して紙やノートに今の自分の気持ちを書き出す。

納得するまで誰に遠慮することなく、ありのまま自分の思いを書き出してやる。

②メールやLINEなどのコミュニケーションツールを使う

人と会って話すことに苦手意識があり、人と接すると自分がいちいち敏感に反応してしまうことに負担を感じるHSPは、直接話すだけでなく電話をすることもためらいます。

そんな時はメールやLINEなどを使えば、人と連絡をとることのハードルがぐんと下がります。

また文字や文章であれば用件だけを伝えられて端的に済みます。

人といる時は自分を見失いがちだが、それでいいと割り切る

人といて気遣いばかりして疲れてしまったり、同調しすぎたり、逆に反応を鈍くすることでしかその場をやり過ごせないでいる自分であっても、受け身で気が利かない自分であっても、それでいいとまずは割り切る。

 

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 HSPの自分自身への理解

HSPは人間関係においてできないことを自己否定したり情けない気持ちになってしまいますが、そんな風に思わなくていいと思います。

皆と同じようにできず違和感や生きづらさがあっても、人間関係につまづいてしまっても、それでいいのだと割り切りましょう。

周りの人たちはそれでも自分を嫌わず仲間に入れてくれていますよね?

その周りの人たちの優しさに感謝して人間関係を築いていけるならそれでいいと思います。

自分はこれでいいのだとまず割り切ること。

もちろん自分を攻撃してくるような相手や明らかに嫌な感じのする相手とは、当然距離を置いて構いませんし、そうするべきでしょう。

しかし、そうでない穏やかな人間関係でさえも、気まずさや違和感から避けがちになってしまうのがHSPだと思います。

避けてしまいたくなる気持ちはもちろんわかります。

人との付き合いの中で経験するちょっとしたトラブルや衝突、相手の不機嫌や拒否に触れたりする不安。

自分など好かれていないという自己嫌悪も。

そんな誰もが人間関係で体験するささいなことですら、HSPにはトラウマのように積み重なっていくのですが。

それでも今も変わらず自分のことを誘ってくれたり付き合ってくれる人がいるなら、その人間関係を大切にしていけばいいのです。

それはその人たちへの感謝でもあるし、自分が相手に対してとってきたこれまでの態度や対応が間違っていなかったという証拠でもあります。

周りの人たちは、あなたとはあまり親密にはなれないことを理解しながらも、心優しいあなたのことを好きなのです。

たとえ、親密な関係へと発展していかなくても・・です。

そしてそのことをHSP自身も恥じる必要も、卑下する必要も、悲しむ必要もないのです。

もちろんHSPは他の人のように多くを望んではいけないと言っているわけではありません。

人間関係を楽しみ、仲良く親密になり、言いたいことを言い合い、行動を共にし長い時間を共有する。

それは繊細で敏感な脳を生まれ持つHSPには難しいことかもしれないからです。

非HSPの鈍感な世界だからこそ成り立つ関係なのかもしれません。

 HSPがそれを望み実際にやろうとすると、距離感もうまくつかめずヘトヘトに疲れてしまい、やはり無理だと気づくのにそれほど時間はかからないでしょう。

親密な人間関係を築けなくても、少し寂しいながらも人と適切な距離を保つ方を自ら選択している事を、HSP自身も本当はわかっているのかもしれません。

HSPとして生きていくことはその自己理解と覚悟なのだと思います。

 

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 HSPあるあるですが、学校や職場、サークル、近所付き合い、ママ友付き合いなど、みんなスタートが同じだったはずのに、数年もたてば自分以外の周りの人たちは親密な関係を築いていて、自分だけは誰とも最初のままの距離間だという事に気付くことはありませんか?

HSPはそんな自分に焦りやコンプレックスを持ちがちですが、そんなことはないのです。

少数派であるHSPが間違っていて変わっているかのように見えてしまうのですが、何も間違っていないと思います。

そこにあるのは違いだけです。

人間関係の深さや広さは人それぞれ違います。

年々知り合いは増えていくのになかなか友人と呼べる人ができなくてもいいではないですか。

あなたはその分、大切な恋人や家族や親友と深くて強い絆を結べているのではないですか?

 HSPの築く友情や恋愛関係や親子関係は、恐らく精神的な結びつきの強いものなのでしょう。

それは、非HSPからは想像できないほど深くラブラブな絆なのかもしれません。

その一番大切にしている人間関係があれば、あなたは十分に満たされて幸せを感じられているのではないですか?

それがHSPらしい生き方ではないでしょうか。

そしてあなたとの静かで穏やかな関係に相手も安らぎを感じてくれているのではないでしょうか。

目には見えないだけで・・。

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