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HSPは愛着障害を抱えやすい!?

HSPと愛着障害

HSPという気質を持って生まれた人たちは、経験や生育歴も違うので、必ずしもそうなるとは言いきれないですが、愛着障害を抱える可能性が高いようです。
HSPはその生まれ持った敏感さによって、生育の過程でさまざまな傷つき体験をしてしまいます。
HSPなら気付かないくらいの両親の何気ないネガティブな感情を敏感に察知して、それを過大に受け取り過ぎてしまいます。
そして「自分は愛されていない」「私が悪いから両親が不幸なのだ」等と思い込み、トラウマになったり愛着障害を抱えることも少なくないです。
親の愛さえも信じられないというのは繊細なHSPには大いにあり得ることなのです。

愛着とは「特定の人に対する情緒的絆」のことで、
こどもにとって、恐怖や不安から守ってくれる[安全基地機能]
そこに行くと落ち着く、ほっとする[安心基地機能]
そこから離れても大丈夫で、離れて行ったことを報告して認めてもらう [探索基地機能] の三つの機能があります。
この絆が育っていない問題が、愛着の問題です。

引用 米澤 好史『やさしくわかる!愛着障害―理解を深め、支援の基本を押さえる』(2018年) ほんの森出版.

そして親との関係で愛着の障害を抱えてしまうと様々な生きづらさへとつながっていきます。
HSPの人が、自分の生まれつきの敏感さに加えて、生きづらさが非常に大きい場合は、何かこじらせている症状があるのかもしれないと考えてみることは大事です。

例えばそれは不安障害であったり視線恐怖症であったり、場面緘黙症やうつの症状だったり、身体醜形障害であったり愛着障害であったり。
これらは医学的な診断名ですので、HSPという生まれながらの気質とは区別されます。
繰り返しますがHSPという気質は病気でも障害でもありません。

ですが、愛着の障害があると人間の根源的な「基本的信頼感」を成就できず自己肯定感も持てなくなります。
また、自分がHSPとして生まれついていることに自覚がないままだと「自分は何かおかしいのだ」「他人と同じようにできない自分はダメな人間だ」といった誤った思い込みで自己評価は益々低下し、不安障害や視線恐怖症などの症状も表れてきて、とても苦しいものです。
HSPは自己肯定感が思うように育たないと言われるので、こういった症状を抱えているHSPは割と多いのかもしれません。
自分がHSPである自覚がないままだと、理由の分からない生きづらさから、いつまでも抜け出せなくなってしまいます。
そうして、その生きづらさを親のせいしたり、私はACなのか?発達障害なのか?と精神科にかかったりカウンセリングを受けたりと自分探しの果てない旅に出てしまうことになります。

本当に過酷な生い立ちをされた方は別ですが、これといった被虐待の経験や記憶がないHSPが生きづらさを抱える場合は、ACや発達障害を疑う前に自分が持つ生まれつきの心理的弱さについて知ることは大切です。
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change-oneself.hatenablog.com


まずは自分がHSPであることの自覚。
その繊細な特性により成育の過程で何らかの精神的な症状や障害を抱えやすいことの自覚。
もしそういった症状が当てはまるなら、苦しみや悩みの無限ル―プにはまってしまう前に、HSPの素晴らしい特徴はそのままに、HSPであることと愛着障害などの生きづらさの部分とを区別して対応し、少しづつでいいので生きづらさの部分だけを取り除いていけたらと思います。

HSPであり、加えて愛着障害も抱えているなら愛着障害の部分をまず解決できるようにしていけたらいいと思います。

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